2017.2.16.thu.

合同展示会「rooms 34」で、注目すべき新進ファッションブランド

 合同展示会「rooms 34」(アッシュ・ペー・フランス主催)が15日に開幕し、今回も実力派デザイナーからユニークなブランドまで、様々な企業がブースを構えている。地場産業やプロダクト、アクセサリー関連が充実の品揃えとなっているが、ルームサービス編集部では、未来を見据えたファッションに焦点を当てた。ここで紹介するブランドは、従来型のプレタポルテやストリート系とも違う、独自のクリエイションを展開している。

 オフィス・スターブリンクが展開するウィメンズブランド「スターブリンク」(starblinc)は、1960年代のフューチャリスティックな世界観を表現したワンピースが特徴で、素材感やシルエットをモダンに仕上げた。現在はウェブサイトのみで販売しているが、同展への参加を機にセレクトショップやファッションビルにアプローチする考え。同ブランドのまえだなをこデザイナーは「(70年に開催された)大阪万博のコンパニオンをイメージして制作した。エネルギッシュな時代でもあり、日本発の60年代調を意識している」と語る。直線的なカッティングと曲線を描くグラフィックのコントラストに加え、原色の色使いも特徴。3万円台のワンピースが主力で、さらに手の届きやすいセカンドラインも用意している。

「スターブリンク」の特徴的なワンピース



 継続して出展している文化ファッション大学院大学からは、4組のデザイナーが参加。なかでも、粗く力強いフラワーパターンを効果的に使ったYURI TAKAGIは、ボリューム感のある独特のウィメンズウエアを並べた。同デザイナーは「デザイナーとして独立し、働くことは難しい時代だが、将来的にはファッションショーを開催したい。海外でも自分をウエアを販売したいので、今は学業を頑張りたい」としている。同ブースでは海外留学生の作品も並べ、リアル感のある若き才能を見ることができる。

文化ファッション大学院大学のYURI TAKAGI



 また、台湾から参加した「JOLIN WU」は、ロングシルエットのシャツやコートを主力に、繊細なアイテムにまとめた。モノトーンにピンクを差し込んだカラー提案で、日本のマーケットとも親和性がありそうだ。同ブランドの貿易担当者は「過去に日本の合同展へ参加した経験がある。その際、バイヤーの感触が良かったので対日ビジネスを推進したい」と語る。

台湾から参加した「JOLIN WU」



 ファッション以外では、NTTドコモが現代アートに通じるプレゼンテーションを行っている。無数のガラケーを不気味なオブジェに仕立て、個性を象徴するような展示になった。スマートフォンが主流になった現在、個性がない「板」のようなスマホを触る人間へのアンチテーゼのようにも見える。ディレクションは増田セバスチャンが担当した。

NTTドコモのプレゼンテーション



 同展の会期は17日まで。会場の国立代々木競技場第一体育館は、2017年春〜19年春までの2年間にわたって長期工事に入り、20年東京五輪ではハンドボール競技で使用するため、同会場での開催は今回で一区切りとなる。


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