2017.4.20.thu.

9月開催「ルームス」の会場が五反田TOCビルに移転、今後は海外進出にも意欲

 合同展示会「ルームス」(アッシュ・ペー・フランス主催)は、9月開催の会場を東京・五反田のTOCビルに移転する。さらに名称を「ルームス エクスペリエンス」に変更するほか、一般消費者を巻き込んだイベントに仕立てる方針。9月展は500社の参加を予定し、計3万人の来場者を見込む。同展の会期は9月6〜8日。

前回の「ルームス」は国立代々木競技場第一体育館で開催



 従来まで国立代々木競技場第一体育館で開催し、国際的な合同展の先駆けとして展開してきた。同体育館が、2017年春〜19年春までの2年間にわたって長期工事に入り、20年東京五輪ではハンドボール競技で使用するため、同会場での開催は一区切りをつけることになった。また「ルームス エクスペリエンス」とした狙いについて、同展の佐藤美加プロデューサーは「5つの世界観で展示を行う。企業のプレゼンテーションや紙のアートなど、コンセプチュアルな訴求となるが、今後は地方都市や海外での開催も視野に入れている」と語る。また、会場が狭くなることで、出展者のスクリーニング(審査)が厳しくなることも明らかにした。

 ビジネスを重視するBtoBの場としてトレードショー(展示会)、メイドインドット(地場産業)を継続し、さらに企業系のプレゼンエリア、ペーパーエキシビジョン(本や雑誌、ポスターなどの展示)、マーケット(小売り)のカテゴリーでイベントを構成する。「当面はTOCビルで行う。同ビルの雑多な雰囲気に惹かれ、(五反田で)新たにプロデュースする意欲も湧いてきた」(佐藤プロデューサー)。海外では、アジア地域のネットワークに強みがあるワンオー(東京、松井智則社長)と連携し、バンコクや上海、ASEAN新興都市への進出を計画。松井社長は「(ルームスを通して)日本のコンテンツを海外に持っていくイメージ。アニメや漫画などステレオタイプなサブカルチャーではなく、日本のファッションや工芸品をしっかり伝えていきたい」とする。

ルームス エクスペリエンスの佐藤美加プロデューサー(右)と松井智則ワンオー社長


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