2017.9.17.sun.

韓国の有力ショールーム「ルドーム」が東京に進出、対日ビジネスを拡大へ

 韓国の有力ショールーム「ルドーム」(LEDOME)は、同国の若手デザイナーを軸としたクリエイションを売り込むため、東京での商談会をスタートした。手始めに、合同展示会「アンビアンス」に出展し、日本人バイヤーの買い付け傾向や市場性をリサーチ。ウィメンズ&ユニセックスの計6ブランドが参加し、次回は出展規模を拡大させる。

ソウルにある「ルドーム」のショールーム



 同ショールームは、韓国アパレル産業協会が運営。海外でのビジネスを拡大、さらに韓国ファッションの浸透を目指して活動している。ニューヨークの合同展「コーテリー」「カプセル」、上海の合同展「CHIC」などにも出展。2018年春夏シーズンの商談会では、日本人バイヤーから「価格設定に強みがある」「次回も見たい」「韓国ブランドのレベルが向上している」との意見があったという。9月中旬に行われた「アンビアンス」の後、10月16日に開幕する「ソウル ファッション・ウィーク」に参加するデザイナーも多く、興味を持ったバイヤーを韓国へ呼び込む狙いもありそうだ。

 ウィメンズブランド「ユンジュコー」(EUNJUKOH)は、ジャージー素材の特徴を生かしたドレスやトップスを中心に、心地良いウエアリングを展開。コー・ユンジュ=クリエイティブ・ディレクターは「都会の放浪者を表現した。流れるようなラインが好評で、日本の取引先を開拓できそう」と語る。同ブランドは、ニューヨークやドバイ、北京などに取引先があり、地元ソウルのセレクトショップにも商品が並ぶ。

コー・ユンジュ「ユンジュコー」デザイナー



 ユニセックスブランド「ユーザー」(YOUSER)は、ハイエンドなストリート系ウエアを特徴とし、中国やシンガポールの店舗と取引量を拡大させている。韓国のテキスタイルを使用し、韓国生産で対応。日本のストリート系ブランドと比較し、20〜30%程度価格を抑えた強みもある。

 また「ルドーム」では、継続して日本の合同展示会に出展するほか、単独での商談会開催も視野に入れる。韓国の製造技術が向上していることで、付加価値の高い韓国ファッションを広めていく。同ショールームの担当者は「対日貿易を増やしながら、創業間もないデザイナーを訴求する。今後もソウル ファッション・ウィークに参加する実力派を出展させたい」としている。


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