2017.12.7.thu.

米ブランド「ナイキ」と台湾デザイナーが協業、台湾の文化的背景やストリート感を反映

米ブランド「ナイキ」(NIKE)と台湾デザイナーによる協業ファッションショーが行われた。台湾最大規模のファッション総合展示会「タイペイ・イン・スタイル」(Taipei IN Style)内で開催し、若年層を中心に多くの観客を集客。今回は「ナイキ」スニーカーの人気モデル「AIR FORCE 1」をモチーフにし、パッションを表す「赤」をベースにしたコレクションを展開している。

 台湾のファッション企業は、欧米スポーツブランドへの素材供給や生産面で優位性があり、消費者もその状況を理解している。今回はスポーツとファッションを融和したコンセプト「異質融和」を念頭に、それぞれの台湾ブランドに代表される要素を取り入れた。「Envol Avec Ning」は、1950年代から着想し、洗練されたストリートデザインに仕上げた。鮮やかなチェック柄を使い、同ブランドらしいWORKER STYLEになっている。

 人気ブランド「wisdom」では、スーツフォームをベースに、紙のような風合いのテキスタイルを採用。5セットの取り外せるポケットを配し、多機能のウエアになっている。さらにWORKERのニーズに機能性を加え、レイヤードでビジュアル的にもコンテンポラリーなコレクションになった。また「fu yue」(甫月)では、1982年という若手デザイナーにとって過去の想像世界に焦点を当てた。ニュースキャスターが着る大きい肩バッドのスーツやオーバーオールといった時代背景から、クールなストリートウエアへ昇華させている。そのほかにも「oqLiq」「if&n」「OVKLAB」といったブランドが、身近な存在であった「AIR FORCE 1」をベースに現代的なルックを打ち出した。台湾の文化的背景やストリート、伝統的なローカル美学を反映し、興味深いコレクションになっている。







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