2018.1.10.wed.
米ホテル大手マリオット・インターナショナルと積水ハウスは10日、大阪市中央区の御堂筋沿いに、マリオットが世界展開する高級ホテルブランド「W OSAKA」を2021年2月に開業すると発表した。日本国内でWホテルの開業は初めて。積水ハウスが開発を行い、運営はマリオット・インターナショナルが担う。建築設計は日建設計、設計顧問は建築家・安藤忠雄が務める。またインテリアデザインはオランダのConcrete Architectual Associatesが手掛ける。
Wホテルは米ニューヨーク発祥のホテルブランド。高級なインテリアとクラブをイメージさせる刺激的でエンターテインメント性のあるデザインを取り入れている。関西国際空港から車で約60分の立地で、地下鉄御堂筋線の本町と心斎橋のほぼ中間に位置する。客室数はスイート含む337室で、レストランやバーなどを併設。積水ハウスの和田勇会長兼最高経営責任者(CEO)は「マリオット・インターナショナルのホテルブランドを、当社のポートフォリオに加えることができた。インバウンドをけん引する大阪で、世界中からのお客様にWブランドを体験いただくことを心待ちにしている」と語った。マリオットでは、2020年までにWホテルを75軒に拡大する考え。

「W OSAKA」の完成予想図